人が発する言葉は、周りの人に影響を与えますが、発言した本人にもとてつもない影響をもたらします。
例えば、明るい言葉を言い続けていたら、明るくなっていきますし、逆に、暗い言葉を発し続けたら、どんどん暗くなります。
日本では、それを『言霊(ことだま)』と言います。
高校時代に、先生からその話を聞き、なるほどと思いました。
と同時に、「本当にそうなの?」とも思っていました。
なぜなら、高校の担任の先生の姿を見ていたからです(笑)
担任の先生とは、このブログに度々登場する恩師のことです。
ちなみに、言霊の話をしてくれたのは、恩師ではなく、もっと聡明な先生ですよ(笑)
恩師は、いわゆる虚弱体質で、頻繁に風邪を引くんです。
風邪を引いていても、元気に学校には来るんですが、その時の決まり文句が、「俺は最強だ!風邪引いても無敵だ!」でした。
明らかに無理してそうなのに、そんなこと言うもんですから、クラスの皆が呆れた感じで心配していました。
呆れているのは、毎回その調子だからです(笑)
そんな恩師ですが、誰かに風邪をうつしたのを一回も見たことなかったです。
恐らく、虚弱すぎてかかる風邪なので、健康な人には害がないのでしょう(笑)
嘘、嘘!恩師は至って健康ですよ!
空手やってるけど、風邪引きやすいだけなんです(笑)
体調が悪いのに、「最強だ!無敵だ!」と言う恩師を見て、ただのア○としか思っていなかった私です。すみません(笑)
でも、思い返してみると、体調悪い日でも、一回も早退してなかったですし、それどころか、いつも通りに生徒の介助や授業もこなしていました。
それって、言霊効果ですよね。
恩師は発する言葉で、自分自身を奮い立たせていたんですね!
「最強!無敵!」と言っていれば、気持ちも上向きになって、体のエネルギーが増大し、パフォーマンスも維持できるみたいです!
私も大学時代に、言霊パワーを実感しました。
大学4年生の時に、社会福祉士の国家試験がありました。
卒業2ヶ月前の試験で、しかも、年に1回しか行われないので、「絶対に受からなきゃ」と気が気ではなかったです(汗)
けれども、模擬試験の結果はボロボロでした。
合格ラインには到底及ばず、焦りばかり募っていました。
「こんなことでは、駄目だ!!」と思い、毎日コツコツ勉強しようと決心しました。
えーっと…それが本番2ヶ月前かなー(笑)
実際、ちゃんとコツコツ勉強していましたし、自信もついてきました。
が、模擬試験はしっかり勉強し出した後には、もう行われなかったので、自分にどれほどの実力があるのかは、測ることができなかったです。
これ、冷静に考えるとヤバいですよね(涙)
実力がよく分からず、あるのは謎の自信だけ…。
その状況下で、本番2週間前にしたFacebookの投稿…↓
う〜ん、なんと言うアホ(白目)
この画像は、ゲーム『ポケットモンスター』に出てくる場面で、主人公のライバルが自分の強さに自信ありまくりで挑んでくるところです!
「こんな自信たっぷりなんて、最高にイカすぜ!」と、私が大好きなシーンです。
いつか、自信満々で凄いことに挑戦した時に、是非言いたいと思っていました。
それが私にとっては、社会福祉士の国家試験だったわけです。
しかし、残念なことに、カッコいい決め台詞を残したライバルさんですが、結局主人公に負けてしまうんですね〜(涙)
いや、アカ〜ン!国家試験でそれはアカ〜ン(宮川大輔)
だけど、安心してください!私は、国家試験に無事合格しました!
そして、な、なんと、学内で最も優秀だった友達と、点数が並んだんです!
たいした実力もなかった私が、そんなになるなんて…感激〜〜〜!!!(IKKOさん)
勿論、勉強したからこその結果ですが、最後の一押しは、やっぱり己を自信づけた言葉でしたね〜!
ゲームの台詞でしたが、頭の中でその言葉を連呼し、時には、声に出して言いました!!
言霊パワーは凄いです!
皆さんも、言葉を力に変えて、人生を歩んでいきましょうね☆
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