今回の話は、あくまで私の個人的な考えなので、ご了承ください。
SNSで、私と同じ病気の方のアカウントを目にする時があります。
「それぞれに思いを持って情報発信されていて、皆さんすごいな」と思うと同時に、どうしても素直に良いと思えないことがありました。
それは、自身の病気を「難病」と言っていることです。
確かに、自分の病気を受容してよく理解しているからこそ、「難病」と言うのは分かります。
しかし、世間一般に「難病」と聞いた時のイメージは、「可哀想だな。頑張って生きているんだな」といった、同情の気持ちの方が多いと思います。
なので、自分のことを「難病」と言った時に、他の人から注目はされると思いますが、ほとんどが同情による注目になってしまいます。
また、私の感受性に問題があるかもしれませんが、自分を「難病」と言う人は、わざと同情を引きたいのではないかと思ってしまいます。
勿論、同情することが悪いと言っている訳ではありません。
捉え方は人それぞれです。
そこに関して、私がとやかく言うことはないです。
ただ、障がい・病気を抱える当事者が、あえて同情を誘うようなことを言わなくてもいいと思うのです。
私は、絶対に同情を引くことはしたくないです。
そして、私のブログやYouTubeを見てくださってる人には、「なんか面白い奴がいるな〜」くらいに思ってもらえれば、それで満足なのです。
障がいや病気を抱えて生きてきた人たちは、大変さも少なからずありますが、意外とそれを当たり前として、日々過ごしている人が多いと思います。
健常な人でも、生きていく中で、様々な悩みは尽きないはずです。
それでも、悩みを乗り越えて、皆さん生きています。
だからといって、「私はこんなに悩んでるけど、頑張ってるよ。すごいでしょ」なんて言う人はいないですよね。
私は、障がい・病気を抱える人の悩みと、健常な人の悩みには、そんなに大差はないと思っています。
障がい・病気は、ちょっとだけ大変な個性にすぎません。
それなのに、「障がいがあるから〜」「病気を抱えてるから〜」という理由で、自分たちだけが大変な思いをしているんだと、アピールする必要はないですよね。
障がい者・健常者に関係なく、全ての人が大変さを抱えているからです。
可哀想な自分アピールをするよりも、ポジティブに誰かを応援するような、元気をあげられるような言葉や情報を発信していきましょうよ!!
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