人というのは、相手の立場になって考えることが苦手です。
相手のことを、すごく思いやれる人もいますが、多くの人はそうではありません。
去年、重度身体障がいをもった方が、国会議員になられたことが話題となりました。
そのことに対し、インターネット上では、心無い冷たい意見もありました。
まだまだ、障がい者への理解が少ないんだなと、ショックを受けました。
障がいはあるけど、考えることや頭の回転は健常者と変わりないし、もしかしたら、それ以上かもしれないのに、なんで見た目とイメージだけで判断してしまうのでしょうか。
今の世の中、健常者が事故に遭って、ある日突然、障がいを負うことも少なくないです。
人間、いつ、どうなるのかは誰にも分からないのです。
それなのに、「自分は健常者だから、関係ない」と、言い切れるのでしょうか。
障がいを負って、初めて、世間の冷たさを感じるなんて、そんな悲しいことあってもいいんですか?
もっと、相手に対して、「自分がその人だったら、どう思うのか」を想像するべきです。
どんな境遇も、自分に関係ないのではなく、いつか自分もそういう状況に陥るかもしれないという意識をもつことが重要です。
自分が相手の立場になった時のことを考えれば、優しくなれるはずです。
互いに優しさをもち、温かい社会にしましょうよ!
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