今日は、卒業以来ぶりに大学時代の先生と会いました!
Y先生という、女性の先生です。
私が入っていたゼミの先生で、とてもお世話になりました!
私もお会いできて嬉しかったですが、Y先生も私と会えて良かったと話されていて、とても嬉しかったです。
そんなことがあり、しみじみと大学時代のことを思い出しました。
以前にも書きましたが、私は福祉系の大学に通っており、社会福祉士の勉強をしていました。
福祉系の大学ということもあり、バリアフリーは整っていました。
しかし、私のように重度の身体障がいがあって、医療的ケア(喀痰吸引)が必要な学生が入学するのは初めてでした。
その前にも、重度の身体障がいを抱える人が入ったケースもありましたし、私の同級生にも軽度の身体障がいを抱える人たちがいました。
その人たちは、他の学生にお願いしたり、お昼休憩だけヘルパーさんにお手伝いしてもらっていました。
私の場合は、医療的ケアが必要なので、学生にお願いすることはできません。
また、いつ何時、ケアが必要になるかも分からないので、介助者さんに常駐してもらわないといけない状況でした。
ヘルパーさんにお願いしようかと、最初は考えましたが、通学中の支援は公費が下りず、高額な料金を自費で払うことになるので、諦めました。
その為、母が「今、働いてない人を探して、介助者になってもらおう」と、ちょっと難しいんじゃないということを考えました。
でも、さすが母!
知り合いの方に片っ端から話をして、介助者さんを探していました。
行動しないよりは、行動した方が良いに決まっていますよね!
介助者さんが見つかるまでは、母と知り合いの方のローテーションで、私の付き添いをしてくれました。
そうこうしていると、驚くことに、3ヶ月で介助者さんが見つかりました!!
しかも、20代後半のとても優しいお兄さんでした!
そのお兄さんに、介助の仕方と、医療的ケアの方法を教え、付き添ってもらいました。
母が、アルバイト代をその方に渡し、それでも、私が卒業するまでの4年間、お兄さんはずっと休まずに、付き添いをやり遂げてくださいました。
ありがたかったです。
お兄さんは、私の友達ともかなり仲良くなって、和気あいあいとした雰囲気でした。
私が朝、教室にいると、友達が入ってくるなり、お兄さんに挨拶するのです(笑)
「いや、ワシは!」と、思わずツッコんだ程です(笑)
お兄さんは、授業以外も、友達とご飯を食べたり、カラオケなど遊びに行ったりする時も、付き添ってくれました!
大学の先生方にも、お兄さん=私の付き添いの人というのが、知れ渡っていて面白かったです。
たまに、それを知らない先生がいて、お兄さんが学生と間違われることがあると、爆笑してました!
今日、お会いしたY先生のゼミにも、お兄さんとずっと参加してました。
Y先生の中では、お兄さんもゼミの一員でした!
勿論、ゼミの学生全員からもそう思われていて、卒業前に作ってもらったゼミの思い出写真の中に、お兄さんも入っていて、ホッコリしました。
そして、卒業後に、お兄さんにとって嬉しい出来事がありました。
Y先生は、高齢者の施設も経営されていて、ちょうどそこに新しく入職する予定だった職員のキャンセルがあって、代わりの人を探していました。
その頃、私が卒業したと同時に、お兄さんも新しい職を探してました。
そしたら、Y先生から、「あのお兄さんは、どうしてますか」と、電話が来ました。
Y先生の事情を聞き、そのことをお兄さんにお話ししたところ、快く了解してくださり、入職の面接を受けることになったのです!
お兄さんは、無事に職員となり、現在も働かれています。
人の巡り合わせは、必ず意味があるし、未来に繋がるんですね!
私は、お兄さんに出会えて、本当に良かったです。
Y先生や、友達とも出会えて、最高に楽しい大学ライフになりました!
素敵な思い出を胸に、これからも歩んでいきます!!
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