皆さんは、「視線入力」という言葉を知ってますか?
「視線入力」とは、目の視線の動きでパソコンを操作することです。
専用の「視線入力装置」という機器をパソコンに設置することで、操作が可能になります。
主に、ALSや筋ジストロフィーを抱えていて、指先を自力で動かすのが困難な人がパソコンを使用する際に、視線入力が用いられています。
現在は、障害者向けの機能ですが、視線だけでパソコンを操作できるのは健常者の人にとっても、パソコン操作が楽になる画期的なものなので、将来的には、健常者の人も使うことを視野に開発されているようです。
僕が視線入力を使い始めたのは、今年の初めです。
まだ指先は自力で動かせますが、今後あまり動かせなくなる可能性があるので、今のうちに視線入力の練習をしておこうということで、導入しました。
普段のパソコン操作の際に、視線入力を使用することがありますが、一番練習になるのがPCゲームをすることです。
僕はパソコンのマウス操作やスマホの文字入力はできますが、パソコンのキーボード入力は自力でできません。
ここ数年で、PCゲーム業界は発展し、テレビゲーム機で発売されたソフトが、PC版として移植されることが増えました。
昔のフラッシュゲームのように、簡単なマウス操作でできるゲームではなく、テレビゲームからPC版になったゲームは沢山キーボードを打つ必要があります。
「もしかしたら、キーボード打てなくても、視線入力でPCゲームできるんじゃね?」
そんなことを考え、インターネットで調べてみると、視線入力を使ってゲームする障害者の方が沢山いらっしゃって、しかも、やり方を解説してくれる人がいるではありませんか!!
「これはやるしかない!」
ということで、色々やってたら、視線入力でPCゲームできちゃいました☆
これはとてつもなく嬉しかったです!
高校時代まで、自分でゲームのコントローラーを握れていたので、普通にゲームをやっていました。
しかし、握力がなくなってからは、ゲームのコントローラーが操作できなくなって、ゲームすることを諦めるしかありませんでした。
それからは、スマホゲームをやっていましたが、何か物足りない…。
大学時代の友人たちはゲームする人が多かったので、学校でよくゲームの話で盛り上がるのですが、僕は全くついていけない…。
YouTubeでゲーム実況動画にハマって観てましたが、実際に自分でプレイできたらどんなに楽しいのかと想像する日々…。
そんなゲームに憧れる約10年は、ハッピーなフィナーレを迎えたのです!!!
自分でプレイするホラーゲームはめちゃ怖いですが、その分、クリアできた時の達成感はハンパない!!!
これは実際にプレイしないと得られない至福の喜びです!!!
この時をどれほど待ち侘びたか!!!
勿論やり過ぎはよくないですが、ゲームは人生を充実させてくれる素晴らしいものです!
ゲームを再びプレイできるようになって、僕の人生はより豊かになったと思います!
僕と同じように、ゲームを諦めている障害者の方たちが、ゲーム勢に復帰できるようになってほしいからです!!
喜びを共に分かち合いたいんです!
今後も、ゲーム人生満喫していきまーす!!
視線入力のゲーム大会に出たいなぁ!!!
コメント