現在、私は一人暮らしをしています。
24時間、常にヘルパーさんに支援してもらっています。
いくつかの事業所から、16名ほどのヘルパーさんが来てくださっています。
ヘルパーさんの中には、ベテランさんから、介護の仕事を始めたばかりの新人さんまで、幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。
皆さん、良い方たちばかりです。
でも、人と人との関わりですから、どうしても合わない方も時々います。
『合わない』というのは、私がその方に対して、苦手意識をもってしまうことです。
理由としては、色々あります。
性格・考え方といった内面や、接し方などの外面的な事柄です。
そういった、『合わない』相手と接した後に、ついつい他のヘルパーさんに愚痴を聞いてもらうことがあります。
私は、嫌な気持ちを溜め込みたくないので、愚痴ってしまうのですが、後になって、ふとした時に、「感謝の気持ちを忘れているんじゃないか」と思います。
ヘルパーさんは、仕事で支援に入ってくださっていますが、それだけではなく、「助けたい」という気持ちをもって、来てくださっています。
私が愚痴ることで、その気持ちを素直に受け取ることができていませんし、感謝も薄れてしまっていると思います。
なので、苦手に感じたとしても、感謝を第一に考え、真摯に接します。
私のように、重度な障がいを抱える者は、多くの人に助けてもらわなければ、生きていけないのです。
決して、自分のエゴだけを押し通してはいけないのです。
ここでのエゴとは、ヘルパーさんに負の感情を抱くことです。
無理のない範囲で、やりたい事をどんどんやるのは、エゴではないですよ。
助けてくれる人に感謝し、その人とより良い関係を築き、心を一つにして、自分自身の目標に向かって、一緒に歩むことが大切です。
私の人生は、そのことを理解する為にあるのだと思います。
人との繋がりが薄れつつある現代で、沢山の人からの温もりに支えてもらっていることに、心から感謝します!
私の生き方で、健常者・障がい者関係なく、人との繋がりの大切さを認識してもらう為に、過ごしていきます。
感謝の気持ちを忘れないように、記します。
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